生命保険の払い込み方法について

生命保険に加入するとき、ついついプランの検討だけに重点をおいてしまい、保険料の払い込み方法についても重要です。

よほど親切な営業マンでないと詳しく説明してくれず、たいていは月払に加入している方が多いような気がします。

生命保険に加入するときは、保障額や特約などを選択するのはもちろんですが、保険料の払込方法も選択することができます。

通常は、契約手続きのときに払い込み方法選択しますが、契約後も途中で変更することが可能です。

ただし、保険会社や商品によっては、払い込み方法が決まっているものもありますし、途中で変更できない商品もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

払込方法のしくみや特徴を理解することで、保険料がお得になることもありますので、しっかり理解しておくといいでしょう。

保険料の払い込み方法は、毎月払い込む（月払）・1年ごとに払込む（年払）・半年ごとに払込む（半年払）、全保険期間の保険料を一括で払込む（一時払）などがあります。

さらに、一時払と似ていますが、一定期間または全保険期間を前払いする（前納）や、住宅購入の際にも利用する（頭金）制度を取り扱っている死亡保険もあります。

次に、払込経路は、一般的には契約者が指定した口座から保険料を引き落とす口座振替を利用します。

もし、勤務先が保険会社と団体契約を交わしている場合は、保険料を給与から引き去る団体扱を利用できます。

この場合の保険料は、通常の口座振替より割安となります。

さらに、クレジットカード扱、振込用紙などを用いて支払う送金扱を取り扱っている保険会社もあります。

生命保険の払い込み方法についておさえておきたいポイントは、保険会社によっては年払や半年払にすることで保険料が割引になるので、月払よりお得になることがあります。

ただし、定期保険や医療保険のように、途中で保障額を変更したり、見直しをする可能性がある商品については月払のほうがメリットの場合もあります。

貯蓄性の高い個人年金保険や、終身保険、養老保険などの商品については、年払や半年払にすると、返戻率が高まる可能性があるのでお得です。

さらに、一時払は、払込保険料の総額を一番安くできるので、お金に余裕がある方にはおすすめの払い込み方法です。

これらは、保険会社や商品によってことなりますが、払込方法を使い分けることも上手な保険選びのコツのなるのです。

まずは、複数の保険会社の資料を請求し保険商品を検討するときに、払い込み方法についても色々調べてみることをおすすめします。

保険の無料相談を利用すれば、プロのFPが保障内容はもちろんですが、払い込み方法のコツも教えてくれるでしょう。