生命保険の諸手続きってどんなもの?!
生命保険に加入するときには様々な手続きが必要ですが、加入後、ライフサイクルのの変化やその他様々な変化が起こると契約の手続きが必要となることがあります。
まず、引越しなどで住所が変わったときには、保険会社に登録している住所を変更する住所変更の手続きが必要となります。
次に、結婚や離婚などで、姓が変わったときなどには契約者・被保険者・受取人の変更が必要です。
これらの変更に際して契約上の一切の権利義務を第三者に変更することができるのは契約者となります。
しかし、変更の際には、被保険者および保険会社の同意が必要となりますので、まずは保険会社に申し出て必要書類の提出と、所定の手続きを行ってください。
また、保険料の払い方を月払から年払いへ変更したいなどの払い方の変更は保険種類に応じて規定の範囲内で変更することが可能となります。
死亡保険金の手続きはどうなるの?!
次に、死亡保険金の手続きですが、人が亡くなると、家族は葬儀の段取り、役所への届け出、故人の死後の整理などやることがたくさんあります。
しかも、故人が生命保険の加入していた場合には、保険金の請求手続きが必要となります。
この場合、保険証券に記載されている受取人が手続きを行います。
必要な書類は、請求書・被保険者の住民票・受取人の戸籍抄本・受取人の印鑑証明・医師の死亡診断書または死体検案書 ・保険証券などが必要となりますので覚えておくといいでしょう。
もし、受取人が複数だった場合は、どなたか一人を代表に立てる必要があります。
この場合は、受取人全員が同意書に記入してはじめて代表者が手続きを行えます。
このように、死亡保険金の手続きに関しては通常の諸手続きとは少し異なる取り扱いとなりますので、事前に保障内容などを家族も知っておくこと、保険会社や担当者の連絡先を把握しておくことが大切です。
諸手続きをする際のポイントとは
生命保険に加入したあと、ライフサイクルの変化などがおこったら諸手続きがないか確認することが大切です。
さらに、この程度ならいいかとそのままにしておくのではなく、もしものときにスムーズに手続きが行えるようにきちんと手続きをおこないましょう。
例えば、引越しなどで住所が変わったとしたら、保険会社からの通知が届かないことになります。
また、名義変更などをしないままにしておくと万が一のときの死亡保険金の手続きがとても大変となりますので注意しましょう。
現在生命保険に加入している人は、まずは加入してから手続きのもれがないかを確認することをおすすめします。
これから加入するを検討されている人は、複数の保険会社の資料を請求して内容を十分に比較してご自身にぴったりの生命保険に加入することと、今後諸手続きをする際の窓口を確認しておくといいでしょう。
保険の無料相談を利用して専門のFPに内容の説明はもちろんですが、諸手続きについても相談してみることをおすすめします。