外資系と国内生保の違い
外資系と国内生保違いは営業スタイルと商品構成が違います。
まず、国内生保は、多くの営業職員をかかえているので、人件費は相当かかります。
新規のお客様の開拓、既契約者への定期的訪問とアフターサービス、企業訪問が主な営業スタイルです。
一方で、外資系は、国内生保ほど営業職員をかかえていませんので人件費は国内生保よりはかかりません。
税金のかからない保険金は、入院したときの給付金、通院に対する給付金、がんと外資系は、主にテレビCMや新聞広告、ネット広告を活用しての通信販売を行います。営業スタイルとしては、企業に専属のコンサルタントとして入り、法人契約や企業にお勤めの職員向けに生命保険の募集を行うことが多いです。
また国内生保の営業職員は女性が多いのに対し、外資系の営業職員は男性が多いことも違いの一つといえるでしょう。
次に、商品の構成の違いです。
国内生保は、セットもので販売するのが特徴です。営業職員が主契約に色々な特約を付けて一つの生命保険の商品としてパッケージし、お客様へ提示します。
お客様側からしたら、営業職員から勧められたのがパッケージされているとは知らずセット商品と勘違いされている人も多いです。
一つの商品に色々な特約が付いているので説明を受けても複雑と感じる人が多いでしょう。
一方で外資系は、単品での販売が特徴です。
最初からセット商品にしてあるのではなく、お客様側の好みや生保保険の必要性や要望を聞き、コンサルティングをしながらお客様と一緒に単品の商品を組み合わせていき、一つのパッケージを作ります。
お客様側からしたら、単品を組み合わせていくので、理解しやすいと感じる人が多いでしょう。
自分の生命保険は自分で決めたいという人は外資系、あまり深く考えたくないのでお任せがいいという人は国内生保の方が性にあっているかもしれないでしょう。
外資系のメリットとデメリット
外資系のメリットは、生命保険の商品が単品での販売で内容がシンプルな構成に加え、オーダーメイドの保険を提案するというスタイルをとっているところです。
内容がシンプルなので理解しやすく、自分の生命保険を自分で考えて決めることが可能です。
自分で理解して加入するので内容が印象に残ります。
また、外資系は配当金の仕組みがないことで保険料を安く設定できるうえ、営業職員を間に入れずダイレクトに生命保険を販売できるので、保険料をさらに安くできるところがメリットといえます。
一方で外資系のデメリットは、お客様側が自分で選んで加入できる反面お客様自身が生命保険の知識がないと自分で選ぶことはできません。
また、営業職員がこまめに訪問してくれるわけではないうえ、営業所が少ないので、給付金などの手続きが発生した場合、自分でコールセンターに連絡し、コールセンターでの対応となるため、人の顔が見えないというデメリットが上げられます。
また、配当金はないうえ、万が一採算割れをした場合、日本国内から撤退してしまう可能性があります。
外資系生保のおすすめ生命保険
国内生保のメリットとデメリット
国内生保のメリットは、営業職員が対面で生命保険の商品の説明やアドバイスをしてくれて、内容を理解させてくれるところです。
また、給付金などの手続きが発生した場合には、すぐに駆けつけて対応してくれますし、ライフサイクルの変化に応じて新しい情報を提供してくれるところもメリットといえるでしょう。
ここ数年は、単品の生命保険の商品もでてきていますので、外資系と同じように単品を組み合わせてオーダーメイドの商品を作ることは可能になってきています。
国内生保会社も、お客様側の立場に立ったコンサルティングを行う教育も盛んになってきているといえます。
デメリットとしては、対面の営業スタイルに人件費がかかっているので外資系に比べると保険料は若干高い傾向があります。
また、破綻したり保険会社の合併なども起こるので、加入期間中に会社名がかわってしまった経験をされている人も多いでしょう。
そして、未だセット販売が支流なので、細かい内容が理解しにくく、なんとなくの大枠しか理解できないというケースも多いでしょう。
さらに、国内生保の営業職員に対するイメージがあまり良くないのもデメリットといえるでしょう。