持病保険

生命保険比較ランキング※最適な死亡保障の備え方

生命保険には持病や既往症があっても加入できる持病保険があります。

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持病保険の仕組み

持病とは、一度かかってしまった病気が完治せず、その病気と一生付き合っていく必要がある病気のことをいいます。

昔は、持病がある人は、生命保険に入れないケースがほとんどでした。

ところが、最近では持病がある人でも入れる生命保険が多く販売されています。

健康な人に比べると加入の際の審査は厳しく、月々の保険料も健康な人に比べると割高となりますが、持病があっても万が一の場合に備えて生命保険に加入することが可能になっています。

持病保険は、健康状態の告知や審査の基準が引き下げられているので、持病や既往症がある人でも加入しやすくなっている生命保険商品です。

ただし、持病保険は健康な人が加入する生命保険ではないため、通常の保険に比べて保険料は割高に設定してあります。

持病があっても加入できる保険の種類は大きく分けると「引受基準緩和型保険」と「無選択型保険」の2種類に分かれています。

多くの生命保険会社が販売している一般的な持病保険が引受基準緩和型の保険です。

簡単な告知と審査で加入できるのですが、通常の生命保険に比べると保険料は割高となりますが、持病や既往症も保障の対象となるので持病が再発、悪化した場合の入院・手術もしっかり保障してくれるため安心です。

ただし、入院や手術の給付金に対して一定期間の支払削減を設けている場合が多いです。

次に、無選択型保険とは、健康状態の告知が不要ですので健康状態や職業など関係なく誰でも加入できる生命保険のことを言います。

支払い要件は、各保険会社によって異なってきますが、加入前の持病については保障対象外とされている場合や、一定の持病に対しては最初から保障対象外となっている場合もあります。

また、医療保障部分に関しては90日間の免責期間を設けてあったり、最初の2年間などは既往症関連の保障が免責となる場合も多いです。

さらに、死亡保障の場合は2年以内に死亡すれば、払い込んだ保険料が戻ってくるだけで死亡保険金を受け取ることができない仕組みが多いです。

無選択型保険は、誰でも加入できる反面、一般の保険や引受基準緩和型に比べて保険料の負担が一番大きくなるうえに、保障内容は制限が多いのが特徴です。

既往症とは

既往症(きおうれき)とは、既往歴とも呼ばれる過去にかかった病気のことを指し、具体的には医療機関で診察・検査・治療などを一定期間継続して行う必要がある病気のことです。

したがって、風邪などの一時的な病気は含まれないことになります。

いっぽう、似たような言葉として現病歴(げんびょうれき)があります。

現病歴は、現在かかっている病気のことで、定期的に医療機関へ受診し治療や検査を継続して受けている病気が該当し、こちらも一時的な治療で済む風邪などは対象外となります。

生命保険に加入する際は既往歴についての記入が求められますが、加入者には告知義務があるため必ず正直に記載しないといけません。

告知義務違反になってしまえば、保険金が支払われないケースもあり得ます。

持病があって生命保険の審査に通るか心配な人もいるかと思いますが、後で起こり得るトラブルを考慮して正確な情報を提供することが重要です。

持病保険加入のコツ

持病がある人が生命保険を検討する場合、一般の生命保険を諦めて最初から持病保険に加入するのではなく、まずは一般の保険から検討してみましょう。

なぜかというと、保険会社の引き受け基準は各保険会社によって異なりますので、現在の持病の状態や、治療状況によっては、もしかしたら一般の生命保険に加入できる場合があるのです。

一般の生命保険のほうが持病保険より保険料は安く、保障内容も大きいので、一般の生命保険にトライしてみて引き受けてくれたら持病保険に加入するより保障内容も充実しますし、保険料の負担も少なくて済みます。

一般の生命保険に加入してみて、保険会社から引き受けが難しいと判断され加入できなかった場合に持病保険を検討することをおすすめします。

持病保険の加入の際の注意点

持病保険というのは、審査基準が通常の生命保険に比べて緩いため持病がある人でも加入することが可能な生命保険です。

しかし、健康な人に比べると保険金を受け取る可能性が高いため、保険料や割高だったり、保障が限定されたりするのです。

引受基準緩和型の保険の場合は、支払削減期間というのを設けてあります。

支払削減期間とは、当該期間内に入院や手術などで保険金支払いが発生した場合、受け取ることができる給付金が通常の半分となってしまう期間です。

また、死亡保障の場合は、契約後1年以内に万が一のことがあった場合の死亡保険金は半額となることがあります。

持病保険というのは、(支払削減期間)に万が一のことがあっても受け取れる保険金は、保障額のが半分しか受け取れないことがあるということを十分理解した上で加入してください。

さらに、無選択型の生命保険は、告知が不要で誰でも簡単に加入できますが、保険料は割高となりますし、医療部分には90日間の免責期間、2年間は既往関係の病気が保障されないなどの条件がありますので注意が必要です。

免責期間内に入院や手術をして医療費がかかっても給付金は支払われません。

また、死亡保障は、2年以内に死亡した場合、支払った保険料が戻ってくるだけで死亡保険金を受け取ることができません。

持病保険に加入する際は、事前に各保険会社の保障開始時期や加入条件、給付条件などをしっかり確認することが重要です。

一般の生命保険に加入できた場合どのような条件がつくのか

持病がある人が加入できる様々な持病保険が登場していますが、持病があるからといきなり持病保険の加入を決めるのではなく、病気の種類や症状などによっては一般の生命保険に加入できることもあるため、一般の医療保険に加入できるか確認してみるのもいいでしょう。

保険会社や商品によって引き受ける基準や条件面は異なりますので、一つの保険会社だけで判断せずに複数の保険商品でトライしてみると加入できる生命保険を見つけることができるかもしれません。

持病があっても一般の医療保険に加入できる場合、保険会社は以下のような「特別条件」を付けて引き受けるケースがほとんどです。

①特別保険料

持病があることで健康な人より今後病気になるリスクが高いと判断されるため、一般の保険の保険料に特別保険料を上乗せした金額を支払うことを契約者が了承すれば引き受ける場合があります。

②特定疾病不担保・特定部位不担保

この特別条件は、保険料は一般の保険料と同じですが、特定の疾病や特定の部位に対して不担保となったり、特定の疾病や特定の部位による入院・手術などを一定期間保障しないなどというものです。

いずれにせよ、持病がある方が健康な方と同じ条件・同じ保険料で生命保険に加入するということは難しいでしょう

持病保険の引受基準緩和型はもともと割高の保険料で加入しますので、保険料が割り増しになったり、特定疾病不担保などの条件が付いた一般の保険に入る場合との保険料を比較してみるといいでしょう。

持病保険で告知すべき項目とは

持病がある方でも加入できる持病保険に引受基準緩和型と無選択型いうもがありますが、通常の医療保険に比べて、申し込みをする際に必要な健康状態の告知事項に大きな違いがあります

無選択型の持病保険は健康状態を告知する必要はありませんが、引受基準緩和型は告知項目が通常の生命保険よりも少ないものの、健康状態の告知が必要となります。

告知内容は保険会社によって若干違いはありますが告知内容の一例は下記のようになります。

  • 過去3か月以内に医師の診査・検査で入院・手術すすめられたことがありますか?
  • 過去1年以内に病気・ケガで入院・手術をしたことがありますか?
  • 過去5年以内にがん(上皮内がんを含む)や肝硬変などの慢性疾患で入院・手術を受けたことがありますか?

このように、引受基準緩和型の持病保険では、直近の健康診断の結果などは問われませんし、がんや慢性疾患についても診断を受けていることが問われるわけではないので、告知内容は緩いものとなっています。

持病保険を具体例で紹介

既往歴や持病のある方向けに販売されている生命保険もある事はご理解いただけたと思いますが、「そうは言ってもどの程度の保障がされるのか?」「秒気持ちだから満足のいく保障が得られないのではないか?」などと心配に思われている方もいらっしゃると思います。

こちらではオリックス生命の持病保険「引受基準緩和型医療保険・新CURE Support[キュア・サポート]」を例に取って保障内容を確認してみましょう。

まず、こちらの保険は生命保険の中でも医療保険に当たり、病気やケガでの入院時、手術を受けた時、先進医療による療養を受けた時に保険金が支払われる基本の保障をベースとしております。

入院の保障は1入院につき60日まで保障(「生活習慣病充実プラン」を選択すれば七大生活習慣病での入院は120日まで保障)されますので、長期に渡るような入院でもしっかりとした保障が得られます。

同じくオリックス生命が発売している既往歴の無い方向けの「医療保険 新CURE(キュア)」と基本的には保障内容は同じですが、新キュア・サポートは契約日から1年以内に給付を受ける場合は通常よりも給付金が半分になります。

その他にご希望で特約をつけられます。

特約の内容は被保険者が亡くなった際に死亡保険金が支払われる終身特約、初めてがんと診断された時とがん治療のために入院した場合に保険金が支払われる「がん一時金特約」、がんのみではなく急性心筋梗塞、脳卒中の治療で入院した場合に保険金が支払われる「重度三疾病一時金特約」といった特約があります。

これらの特約も全て引受基準緩和型となります。

新キュア・サポートの基本保障は入院時に1日につき10,000円コース・5,000円コース・3,000円コースがありますが3,000円コースは60~85歳と年齢制限があります。

保障そのものはすぐに給付を受ける必要に迫られなければ引受緩和型ではない保険と大差なくある程度安心できる内容だと言えるでしょう。

保険料に関しては、30歳の男性が新キュア・サポートに加入する場合、入院日額10,000円の基本(生活習慣病充実プランは適用しない)に引受基準緩和型終身保険特約と引受基準緩和型先進医療特約を付帯して月々の保険料は5,475円となります。

一方で、同じく30歳の男性が新キュアに加入の保険料は入院日額10,000円、重度三疾病一時金特約とがん一時金特約、がん通院特約を付帯しない条件で1か月あたり3,052円。

やはり引受基準緩和型の保険は保険料が割高にはなります(両方とも保険料払込期間は終身の条件です)が、それでも健康に問題の無い方向けの保険と同等の保障が得られるわけですから持病保険の利点は大きいと考えられます。

もちろん意外に引受緩和型ではない保険に加入できる可能性もあるわけですから、まず最初は一般の保険に申し込み、謝絶を受けた場合の保険という事をお忘れなく。

健康に自信がない方でも加入な認知症保険

ここでは、健康に自信がない方でも加入が可能な太陽生命の「ひまわり認知症保険」を紹介します。

ひまわり認知症保険は、過去に入院歴があったり、現在お薬を服用されてる方など健康上に不安があり「保険に入れないかも?」と思われている方向けに販売されている持病保険です。

業界初の認知症向けの保険商品として高い注目を浴びています。

いくつかの告知項目すべてに「いいえ」があてはまれば誰でも加入できます。

告知項目は、現在の健康状態(現在入院しているか、手術の予定があるか、がんや慢性疾患の診断をうけているか)、過去の健康状態(6か月以内の入院、手術があるか、5年以内にがんで入院または手術を受けたか)、認知症関連となっています。

保障内容は、認知症と診断されたときに一時金が支払われるうえ、入院、手術に対する保障、男性なら7大疾病・女性なら女性疾病に対する上乗せ保障、骨折に備えることができますが、契約日から1年間はこれらの保障額が半分になりますので十分注意しましょう。

保障期間は、10年タイプと終身タイプから選ぶことができますが、10年タイプは加入できる年齢に制限があるようです。

終身タイプは、20~85歳まで幅広い年齢の方が加入でき、保険料も20代なら3,000円前後、40代なら6,000円前後と良心的な保険料となっています。

ひまわり認知症保険は、持病がある方でも手厚い保障が受けれるうえ、認知症への備えもできる持病保険となっていますので興味があられる方は資料請求して詳しい保障内容を確認してみられるといいでしょう。

うつ病の人は持病保険に加入できるのか

うつ病は、15~30人に1人が経験したことのあるといわれる現代社会を代表する病気の一つです。

世界的にみても、うつ病になる人は増えていくと予測されており、最近では仕事中だけにうつ状態になる「新型うつ病」も増加していることから、他人事ではない大きな健康課題になると考えられます。

では、うつ病を発症してしまったら生命保険に加入することができるのでしょうか。

実は、生命保険に加入する際の告知書に記載されている過去5年以内の告知事項にうつ病は該当してしまうため、現在うつ病で治療中の方はもちろんですが、過去5年以内に発症された方は残念ながらほとんどの保険会社は引き受けしないのが現状です。

さらに、一般的な引受基準緩和型の持病保険の場合でも、うつ病の方の保険加入は難しくなっています。

持病保険の中でも無選択型のタイプならば引き受けてくれる保険会社もあるようですが、保険料はかなり割高になってしまいます

うつ病を発症してしまうと、通常の生命保険への加入はかなり難しくなりますが、持病保険なら保険会社によっては引き受けてくれるところもあったり、うつ病の方でも加入できる持病保険もあったりするので、諦めずに複数の生命保険会社の持病保険の資料を取り寄せて調べてみるといいでしょう。

生命保険コンシェルジュ

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